素材を加工してみよう!
ご覧頂きありがとうございます!当サイトでは【動画に重ねるだけで簡単に使用できるテロップ素材】をご用意しております。
素材は場面を強調したいときや、画面の絵がなにか物足りないときなどに重ねるだけで使えるので、動画編集の初心者の方にも大変おすすめです!
お悩み
素材をダウンロードしたはいいけど、動画に乗せてみたら色が似ていてちょっと見づらいな・・・。
そんなとき、PremiereProなら簡単に縁取り追加や影の処理を入れることが可能です!
縁取りしたらだいたい見やすくなる説
AとB、どちらが見やすいでしょうか?
答えはBの方ですよね。文字を縁取るだけで視認性が高くなるので、伝えたい言葉がより伝わりやすくなるのでとてもおすすめです!
前回のトピックス#001でご紹介したレガシータイトルでテロップを挿入する際は「ストローク」という項目の数値を調整すると縁取りすることができました。
ではこのサイトに上がっているようなムービー素材はどうやって縁取りしたらいいでしょうか。
本日のメニュー
今回はPremiereProでアルファ付きムービー素材を縁取る方法+おまけ をご紹介いたします。
やることはエフェクトをかけるだけ
「塗りつぶし」エフェクトなどを用いて縁取りを付ける方法を紹介しているサイト様もありますが、
TELOPICT.com流の縁取り方法は「2つのエフェクトをかける」ことです。
- 「アルファグロー」をかける
- 「ラフエッジ」をお好みでかける
の2つです。では画像付きで解説していきます!
step
1
「アルファグロー」をかける
タイムラインで「縁取りをしたい素材」を選択した状態で、【エフェクト】>【ビデオエフェクト】>【スタイライズ】>【アルファグロー】 を適用しましょう。
エフェクトコントロールを調整せずにそのままだと【フェードアウト】にチェックが入っていて縁がぼけている状態ですが、チェックを外すと画像のようにパキッとした縁取りになります。
ぼかしの効いた縁取りもシーンによっては見栄えがいいので、お好みで選んでみてください!
サンプル画像ではグロー:20、明るさ:255、開始色と終了色:黒、チェック項目はどちらもチェックがついていない状態です
step
2
「ラフエッジ」をお好みでかける
【アルファグロー】を使った縁取りは少し角張りがちです。気になる方はさらに【エフェクト】>【ビデオエフェクト】>【スタイライズ】>【ラフエッジ】 を適用してみましょう。
ラフエッジはざっくりとした説明をしますと、素材の端の部分(=縁の部分)をラフにしてくれる機能です。数値の調整具合によっても結果が変わりますので、お好みで調整してみてください。
サンプル画像ではエッジの種類:カット、縁:20、エッジのシャープネス:10、フラクタルの影響:0、スケール:10、幅または高さを伸縮:0、オフセット:0,0、複雑度0 です
以上の2工程で縁取りができますので、ぜひ試してみてください!
ちなみに、この方法を使うと、縁取りした素材をさらに縁取ることも可能です。何重も縁取りしたい場合はstep1と2を繰り返すだけでできますのでお試しください。
おまけの加工
【エフェクト】>【ビデオエフェクト】>【遠近】>【ドロップシャドウ】 で影を落とすことができます。
エフェクトコントロール内で影の濃さや距離・角度など調整できます。
【エフェクト】>【ビデオエフェクト】>【遠近】>【ベベルアルファ】 で文字に少し立体感を出せます。
エフェクトコントロール内で凹凸の具合やライトの色などを調整できます。
たくさん加工してみよう!
いかがでしたでしょうか。エフェクトに慣れていない場合は初めは少し手間取るかもしれませんが、ちょっとした工程で視認性がぐっと上がるので、是非試してみてください。
知らないエフェクトをかけると面白い変化をかけられることがあるので、今回紹介したもの以外にもいろいろかけてみると意外な発見ができるかもしれません。
今後もアレンジの仕方など随時トピックスで上げていく予定ですのでまた読んでいただけると嬉しいです! それではまた。
お読み頂き、ありがとうございました!
本日のサンプル使用素材
本日のサンプル使用
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【Telop_A002】横からボヨーンと出てくる「よろしくお願いします!」
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